caramel 紅茶缶。
お菓子と日々の戯言と。
2012
April 10
April 10
こんなにも彩りを失った朝。
それは今迄鮮やかだった色が、全てセピア色のようにくすんで見える。
日常に埋もれていた小さな愛おしいもの達にも色がなく、心が無に戻りそうだ。
なんだろう、この感覚。
どこなんだろう、ここの世界は。
そのくらいに、何もかもに無を感じた。
私は何も感じる事がなく、寧ろ感じる事さえ出来ない。
昨日までの景色が一変する。
昨日までの思考が無に帰る。
愛するものを手離したら、何処へと飛んで行くのだろう?
あの形無きモノも、この私も。
けれどそれは恐怖ではない。
ただ、形が消えて、目に映らなくなってしまう。
ただ其れだけの事だ。
それは今迄鮮やかだった色が、全てセピア色のようにくすんで見える。
日常に埋もれていた小さな愛おしいもの達にも色がなく、心が無に戻りそうだ。
なんだろう、この感覚。
どこなんだろう、ここの世界は。
そのくらいに、何もかもに無を感じた。
私は何も感じる事がなく、寧ろ感じる事さえ出来ない。
昨日までの景色が一変する。
昨日までの思考が無に帰る。
愛するものを手離したら、何処へと飛んで行くのだろう?
あの形無きモノも、この私も。
けれどそれは恐怖ではない。
ただ、形が消えて、目に映らなくなってしまう。
ただ其れだけの事だ。
PR