caramel 紅茶缶。
お菓子と日々の戯言と。
2012
April 01
April 01
数年前のあの季節だ。
どれだけ時間がゆっくり過ぎてくれたらと願っただろう。
今でも思い返すと胸が痛い。
今でもその想いは途切れない。
それは箱にしまって頑丈な蓋を付ける事にした。
そうする事で少しは気持ちが楽になるかもしれない。
時々思い返してみてはその蓋をちょっとだけ悪戯に開けてはみたけれど、
やっぱり駄目だった。
開けると壊れる。
世界で一番大切なパンドラの箱。
その後、蓋には鍵がかけられた。
私がかけたのではない、鍵。
もうその蓋は、私の意思では開けたくてももう二度と開けられないものだと思った。
それなのに・・・今になって蓋にかかっていた鍵を外されてしまった。
この数年間思い悩んだ時間を覆すように、それはあっさりと開錠された。
久しぶりに覗いてみた蓋の中身は、やっぱりあの時と変わらず。
どんなに蓋をしても、どんなに頑丈な鍵をかけても。
やっぱりそうなんだね。
これからも多分ずっとこのパンドラの箱を抱えたまま私は歩かなくてはいけないのだろうか。
それならいっそと、箱の崩壊を願ったのに大事に包まれて突き返された気分。
私がこの箱を抱えて学ぶものは一体何なのだろうか・・・。
答えが出るまで、それは手放す事がきっと出来ないのだろうなぁ・・・。
どれだけ時間がゆっくり過ぎてくれたらと願っただろう。
今でも思い返すと胸が痛い。
今でもその想いは途切れない。
それは箱にしまって頑丈な蓋を付ける事にした。
そうする事で少しは気持ちが楽になるかもしれない。
時々思い返してみてはその蓋をちょっとだけ悪戯に開けてはみたけれど、
やっぱり駄目だった。
開けると壊れる。
世界で一番大切なパンドラの箱。
その後、蓋には鍵がかけられた。
私がかけたのではない、鍵。
もうその蓋は、私の意思では開けたくてももう二度と開けられないものだと思った。
それなのに・・・今になって蓋にかかっていた鍵を外されてしまった。
この数年間思い悩んだ時間を覆すように、それはあっさりと開錠された。
久しぶりに覗いてみた蓋の中身は、やっぱりあの時と変わらず。
どんなに蓋をしても、どんなに頑丈な鍵をかけても。
やっぱりそうなんだね。
これからも多分ずっとこのパンドラの箱を抱えたまま私は歩かなくてはいけないのだろうか。
それならいっそと、箱の崩壊を願ったのに大事に包まれて突き返された気分。
私がこの箱を抱えて学ぶものは一体何なのだろうか・・・。
答えが出るまで、それは手放す事がきっと出来ないのだろうなぁ・・・。
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