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caramel 紅茶缶。

お菓子と日々の戯言と。

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2010 
May 17
昨夜のお月様を見て思い出した、
子供の頃の思いです。

子供の頃、晴れた日曜日は
母がお布団を窓辺に干してくれました。
空を見上げると、
綺麗な水色がどこまでも広がっていて
吸い込まれそうな程に綺麗な空色でした。
お布団に顔を埋めると
それはとても心地良く、
目を瞑ると背中の羽で飛べるんじゃないかと思ってました。
今は出来なくても、きっと。
いつか空を飛べるんじゃないかって、きっと。
空を飛んでいる情景を浮かべては、
窓辺の布団にもたれ掛かって
楽しい空想を巡らせていたものでした。

dcc29c56.jpg

私の器が無くなってしまったら、
きっとその時思い描いた様な
素敵な空中遊泳を楽しめるのでしょう。
それはきっと、心地良い秋の日で、
金木犀が秋の空いっぱいに香り。
空高く迄澄み渡った青い空の下で、
踊るように高く高く飛ぶのでしょう。
大好きな人達に見えない挨拶を交わし、
ちょっと冷たい空気を体中で感じて、
この上ない笑顔で昇るように空を飛べるのでは。と。
私に産まれてきた時間の、
最後の楽しみなのです。
まだまだ何十年も先のお話ですけれどね。(笑)

終わりの無い始まりは無いのですから。
私の最後の「さようなら」は、
悲しみだとは思いません。
「ありがとう」と「また、会おうね」を、
大好きな人達に告げられる
素敵な最後の出発点だと思うのです。
 
 
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無題
夢の中なら飛べるから、眠って夢を見るのが楽しみだったころがありましたね。
空を飛ぶ夢を見ることができた日は目覚めてうれしいような惜しいような。

金木犀の香る空、宮澤賢治みたいですね。
”空はいちめんいい匂い”
人間の目では捉えられない透明な光も見ることが出来るかも。
白薄荷糖: URL 2010.05/18(Tue) 00:08 Edit
白薄荷糖さん♪
夢の中なら飛べる。
・・・実は、夢の中で空を飛んだ事が無いのです。
と言うよりも、飛びたくても何故だか飛べないのですよね。
子供の頃、お友達が空を飛ぶ夢のお話しをしてくれた時は、いつも羨望の眼差しで聴き入ってましたよ。(笑)
白薄荷糖さんも飛んだ事があるのですね。
・・・羨ましいなぁ・・・!(笑)

金木犀の香る空は、私の時間の最後の楽しみなんですよ。
現実でも夢の中でも飛べないけれど、せめて私と言う器の終わりが来る日は、大空へ飛び立てる筈ですからね。(笑)
きっと、白薄荷糖さんの仰る「人間の目では捉えられない透明な光」も見れるのかもしれません。
そう考えると、人生の楽しみって一番最後にあるのかもしれませんね。(笑)
kopu: 2010.05/18(Tue) 00:27 Edit
無題
飛べる夢見たことがあるけれど、羽が折れて(?)最後には落下するので非常に怖かったですよう。涙目になって起きましたよっ。(笑)

6歳くらいのとき雲の上に亡くなった人がいるのだと私は信じていました。飛行機に乗った時に、雲の上にいる旅立った人を必死に探して見つからなくて変だと思って母に言った記憶が。
子どもって面白い発想をしますよね。

人生の最期には「ありがとう」と言いたいって分かるなぁ。
私もそう言える人生を送りたいと思います。
ゆらたん: URL 2010.05/18(Tue) 22:10 Edit
ゆらたん♪
落下するのは怖いかもですね・・・(TT;)
ふふ、ゆらたんの子供の頃の発想可愛いです♪
そうですよね、飛行機に乗ったのに何で旅立った人がいないんだろう?ってなりますよね。(笑)
私はそのくらいの年に、赤ちゃんは結婚した人にしか産まれないと思っていましたよ。
親戚の噂話でシングルマザーのお話が出たのだと思うのですが、曾おばあちゃんとお母さんに、なんで?なんで?と散々尋ねた記憶がありますよ。
・・・なんでそう思い込んでいたんでしょうねぇ。(笑)

この時間の終わりには笑っていたいですね。
いつ私の時間が終わりの時を迎えても、ありがとうが言える様な過ごし方をしていこうと心掛けるようにしてます。(笑)

kopu: 2010.05/19(Wed) 22:04 Edit
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